広告写真家から表現者へ、時代をリードする写真家たち

19世紀に写真技術が発明されて以来、さまざまな方法で写真が用いられ、進化を続けてきました。報道写真は戦時下でのプロパガンダにより、単に事実を伝えるだけでなく、人々にイメージや啓蒙を与える表現の可能性を示唆しました。この影響を受けて、広告写真も商品や企業イメージ、サービスなどに付加価値を持たせることを求められるようになります。広告写真、報道写真、ファッション写真などの社会的用途に使用される写真とは別に、純粋な写真表現を追い求める動きも活発に起こり、イギリスのビクトリアスムスに影響を受けた「芸術写真」、新しい表現を目指した「新興写真」や「前衛写真」、そして戦後の「リアリズム運動」や「主観主義写真」などを経て、現代写真の発展の礎が築かれていきました。

広告写真の分野で技術を磨き、その後は型にはまらず独自の写真表現を展開させていく写真家も多く、その第一人者として木村伊兵衛が挙げられます。戦前戦後の時代転換を牽引した彼の功績を称えて木村伊兵衛賞が設立され、今までに多くの新人写真家が輩出されています。
戦後、日本の写真界をリードした写真家として、篠山紀信、加納典明、荒木経惟が挙げられますが、彼らも広告写真を出発点としています。その後もさまざまな個性が広告写真の分野から花開き、グラビアや肖像写真、新しい手法を取り入れたアートやドキュメンタリー、宇宙的な実感や自然回帰など、写真家の数だけその領域も多岐に渡ります。

広告出身の写真家は、広告で身に付けた技術や方法論を元に、写真の可能性を押し広げ、未知の表現に向けて模索を続けています。

広告写真家から表現者へ、時代をリードする写真家たち

広告写真と、広告出身の代表的な写真家たち

広告写真と、表現者としての写真家たちについて。

さまざまな分野で活躍する、広告出身の写真家たち

さまざまな分野を切り開いていった、広告写真家たち。

広告写真家から、時代をリードする表現写真家へ。

広告写真と、広告出身の代表的な写真家たち
広告写真家とは
広告写真と報道写真、ファッション写真
社会的用途に使われる写真と、表現としての写真
近代写真を築いた、木村伊兵衛
写真界への旋風、篠山紀信
メディアを通して刺激する、加納典明
私写真家、荒木経惟
さまざまな分野で活躍する、広告出身の写真家たち
理想のグラビア、野村誠一
肖像写真家、坂田栄一郎
ニュー・ドキュメンタリー、ホンマタカシ
一瞬の密度、立木義浩
「地上の宇宙実感」、石川賢治
北の大地に根ざして、吉岡均
八甲田を見つめつづける写真家、岩木登
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